A red thread

リン独白。
リン→レン








ドキドキする初恋の歌。
哀しくなる失恋の歌。
にやにやしちゃうくらいに、甘い恋の歌。

こういう恋の歌を聞くと、運命の赤い糸っていうのを気にしちゃう。
「・・・」
小指を立ててみる。
「やっぱり見えないよね」
うん、と自分で頷く。
というより、あたしの運命の人って誰だろう?
「・・・」

恋、と限定しなかったらやっぱりレンかな。
鏡音のボーカロイドである限り、あたしとレンは離れられないのだから。
愛なんて言葉ではくくれない、そんな関係なのだから。
「・・・」
レンも、そう言ってくれるのかな。
運命の人は、あたしだって。
そうであれば、きっとずっと一緒にいられる。

ずっとずっと一緒。
それが嫌なわけじゃない。
ずっとずっと一緒。
あたしはむしろそれを望んでいる。
でも、本当にずっと一緒?
どちらかがウイルスに染まれば、消える。
アンインストールされれば、消えてしまう。
そんな脆い存在のあたしたち。
ずっと一緒にいられる保証なんて無い。

あたしが鏡音リンである限り、鏡音レンとは繋がっているのに。
物理的には繋がっていない。



運命の赤い糸は、小指に結ばれてるという。
絶対に切れない、糸。
けれど、
そんなのじゃ、足りない。



あたしとレンを繋ぐには、足りないよ。





リンは自覚の無い依存とかしてそう。

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Author:造作
ボーカロイドの二次創作をつらつらと。

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